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2008.10.07 Tuesday

2008 IEEE Student Branch Leadership Training Workshop

IEEE Student Branch Leadership Training Workshop が
慶応大学矢上キャンパスで開催され、M1 天木、河村の 2 名が参加しました。

午前の部では主に各ブランチの活動報告、および Treasurer のヒランタさんが参加した
R10 Student Congress 2008 の参加報告が行われました。

入会者数が 10 人前後まで減っており、
新規入会者の募集が急務と考えているブランチが
いくつか見受けられました。
人数が十分でも、ほとんどが一つの研究室から出ており閉鎖的であることを
問題視しているブランチもありました。
また、修士になってから入会するケースが多く、すぐ卒業してしまうため活動がしづらい、
もっと学部生から入会者を募集すべきだとの指摘もなされました。
他のブランチの活動内容としては、
英語プレゼンテーション大会や輪講形式での勉強会など、
積極的にイベントや勧誘活動を行っているようでした。
特に山口大学(YSB)は IEEE広島支部学生シンポジウム(HISS)の支援を行っており、
特に積極的な活動を行っている印象を受けました。
R10SC の報告によると、インドとこちらの連携が上手くいっておらず
トラブルもあったが、大いに異文化交流を楽しんできたとのことです。
意外とお腹を壊す人は少なかったようです。

午後の部では尾上先生による IEEE やブランチについての講義の後、
慶応大学の学生主催でグループワークが行われました。
今年のグループワークは 8 つのグループに分かれ
「研究を効率的に進めるには」というメインテーマで
グループディスカッションが行われました。
3 つのテーマについてディスカッションを行い、最終的には
「単調な作業をしなくてすむようにツールを上手く使おう(作ろう)。
wiki やローカルネットワーク、もしくは
先輩などと直接コミュニケーションをとって情報共有することで
ツールの選択や習得にかかるコストを減らそう」
という結論になりました。
結論はとにかく、各グループで発表された意見の中には面白いものがいくつかありました。

「学会後の懇親会に参加して情報を集めるべき」
「手間を省くためのツールを探すためのツールがあれば良い」
「無駄なものなど何もない。タバコ一本もツールである」
「究極的には全自動で、こちらの欲しいデータを勝手に出してくれたら良い」

個人的には同じグループになったプラズマを研究している人の話が興味深かったです。
「実験時のパラメータ設定などは、プラズマ内部を一度測定した結果をフィードバックして
適当な値を設定するなど、手作業でなくプログラムが入ってきている。
物性系の研究室にもプログラミングができる人がいると助かるのに」
とのこと。

懇親の部では、2008 年に Student Branch が設立された
兵庫県立大学、徳島大学にフラッグが授与されました。

写真はこちら


次回の Leadership Training Workshop 開催候補地は東北大学のようです。