自動車技術会・2024年春季大会@パシフィコ横浜

少し投稿が遅くなりましたが、2024年5月22日~5月24日にかけて神奈川県のパシフィコ横浜で開催された、公益社団法人 自動車技術会の2024年春季大会に当講座のD1澤風馬さんとM1滝井湖子さんが出席しました。また、滝井さんが「先進運転支援システムにおける自動車内サイン音の評価環境に関する研究」という題で、ADASにおける自動車内サイン音を用いたドライバへの情報提示に関する研究についてポスター発表を行いました。

教員は残念ながら誰も参加出来ませんでしたが、自動車関係のメーカーの方々と活発な議論が出来たようで、非常に良かったと思います。今後、皆さまからのご意見・ご指摘をもとに、現在の研究をより一層発展させていければと思います。

ACM e-Energy 2024@Singapore

2024年6月4日-6月7日にかけてシンガポールで開催された、エネルギー応用に関する世界最高峰の国際会議 The 15th ACM International Conference on Future and Sustainable Systems (ACM e-Energy 2024) に当講座から谷口一徹准教授、趙大放特任助教、D2のTheint Theint Thuさん、M1の佐々木蓮さん、光永周平さんが出席しました。また、3名の学生は各々「Optimizing VRF System Operation for Energy Efficiency under Power Constraints: On-Site Experiment」「Thermal Comfort-aware Aggregation via Multi-HVAC Systems for Demand-side Flexibility」「Extending Multi-time Scale Energy Management System to Support Wind Power Generation」という題でポスター発表を行いました。

この会議で、D1のTheint Theint Thuさんが Best Poster Award を受賞しました。この研究は、電力制限下において Variable Refrigerant Flow (VRF) システムを最適に制御する手法を、本学の研究科の空調システムに実際に適用し、実証実験を行った結果について報告したものです。提案手法は1日あたり2.4kWh (従来手法比: -27.5%) の消費エネルギー削減に寄与することを述べています。

Thuさん以外にも、M1の5月で早々に世界トップクラスの査読付き国際会議で発表を行った佐々木さんと光永さんも、堂々と発表していてとても良かったと思います。この手の国際会議は、自身の行っている研究がいかに重要なものであるかを改めて客観視することができる非常に良い機会だと思います。これからも教員・学生共々、次なる研究成果に向けて励みます。

IEEE ISBI 2024@Greece Athens

2024年5月27日~5月30日にギリシアのアテネで開催された、医療画像分野における国際会議 The 21st IEEE International Symposium on Biomedical Imaging (ISBI 2024) に当講座から西川広記助教、M2の小田直哉さん、矢野友理さん、M1の佐々木桂太さんが出席し、それぞれ「PSEUDO-LABELING DATA AUGMENTATION FOR URINARY SEDIMENTS CLASSIFICATION」「YOLOV7-BASED TRANSFER LEARNING IN URINARY SEDIMENT DETECTION」「AN ENSEMBLE APPROACH TO URINARY SEDIMENT DETECTION BASED ON YOLOV7」という題でポスター発表を行いました。

3名とも国際会議は初めての経験でしたが、研究内容の説明や質疑応答を堂々とこなしており、非常に良く発表されていました。

コロナ禍の影響もあり、学部生の頃にはなかなか海外に出る機会が得られなかった世代の学生にとって、こうした国際会議のための海外出張は新鮮だったようです。思いがけずに佳子様と遭遇したり、海外の人と研究議論をしたりと色々なことがありましたが、今後の学生生活やその後の人生においても今回の経験が彼らにとって実りあるものであることを願うばかりです。日本からの参加者とも交流させていただき、非常に有意義な会議でした。