ETNET2024@壱岐の島ホール

2024年3月21日~3月23日に長崎県の壱岐島にて情報処理学会と電子情報通信学会の共催で催された,第248回システム・アーキテクチャ・第205回システムとLSIの設計技術・第65回組込みシステム合同研究発表会 (ETNET2024) に当講座から西川助教とM1の道添竜平さん,B4の加治屋彰太さんが出席し,それぞれ「術後舌癌患者に向けた発語発音リハビリテーション補助アプリの提案」「電力解析攻撃に対する複数の S-BOX を用いたオペレーション・シャッフリングに関する研究」というタイトルでポスター・デモ展示と口頭発表を行いました.また、組込みシステム研究会 (EMB) から学会幹事として西川助教が運営に従事しました。学生は二人とも初の学会発表でしたが,堂々と発表してくれて非常に頼もしく感じました.

ところで,壱岐といえば,麦焼酎の発祥地として知られており,お酒だけでなく壱岐牛やウニなども非常に有名だそうです.現地で多くの先生方や学生らとも交流しながら研究の議論を行いました.お付き合いいただいた先生方,誠にありがとうございました.

APPEEC 2023@Thailand Cheng Mai

2023年12月6日~9日にタイのチェンマイで開催されたエネルギー応用分野における国際会議 IEEE PES 15th Asia-Pacific Power and Energy Engineering Conference (APPEEC) に D2 の Thient Theint Thu さんが出席し、「Operation Scheduling for Multiple HVAC Systems under Power Constraints」というタイトルで口頭発表を行いました。

Thuさんは2022年4月より博士後期課程に入学した学生で、今回が初めての国際会議でした。今回も教員は残念ながら誰も参加出来ませんでしたが、自力で出張して発表してきてくれました。現地で仲良くなった方も多くいたようで、彼女にとって良い経験になればと思います。

MMAsia 2023@Taiwan Tainan

2023年12月6日~8日に台湾の台南にて開催された、マルチメディア分野における世界最高峰の国際会議 ACM Multimedia のアジア開催に当たる ACM Multimedia Asia 2023 (MMAsia 2023) に D1 の劉陸洋さんが出席し「Adaptive Sampling for Computer Vision-Oriented Compressive Sensing」というタイトルでライトニングトークとポスター発表を行いました。なお、この研究成果は法政大学の周金佳先生らとの共同研究で得られたものです。

劉さんは、コロナ禍の影響もあり、今回が初めての対面での国際会議参加でした。残念ながら教員は誰も参加出来ませんでしたが、独力で出張し、しっかりと発表してくれました。現地でも多くの方と交流したようです。

BuildSys 2023@Turkey Istanbul

2023年11月15日~16日にトルコのイスタンブールにて開催された、エネルギー応用の分野における世界最高峰の国際会議 ACM International Conference on Systems for Energy-Efficient Buildings, Cites and Transportation (BuildSys 2023) にM2の野中笙太郎さんとM2の金子直矢さんが出席し、「Comfort-aware HVAC Aggregation Method based on Deep Reinforcement Learning」と「RNN-based Non-Intrusive Thermal Load Disaggregation and Forecasting for HVAC Systems」というタイトルでライトニングトークおよびポスター発表を行いました。

野中さんは、9月下旬よりギリシアのアテネ工科大学へ2カ月間の短期研究留学中で、今回はアテネからイスタンブールまで赴き、国際会議に出席しました。また、野中さんの国際会議での発表はこれが2回目で、教員が誰も参加しない状況にも関わらず、しっかりと発表してくれました。

他方、金子さんは国際会議に対面で出席するのは初めてですが、独力で現地まで辿り着き、無事に野中さんと合流してくれました。国際会議での発表自体はこれが通算2回目の発表で、物怖じした様子もなく、堂々と発表してくれたようで、教員として非常に頼もしく思います。これが彼らの今後にとって良い経験となればと思います。

Work-in-progress (WIP) Forum@京都キャンパスプラザ

2023年11月7日に京都のキャンパスプラザで開催された情報処理学会のSLDM研究会主催のフォーラム Work-in-progress Forum に、当講座からD1の劉陸洋さんとM2の澤風馬さんが出席し、それぞれ「画像分類に特化した圧縮センシングにおける適応的サンプリング」、「自動運転に向けた車載カメラ画像からの物体検出タスクへの連合学習の活用」という題でライトニングトークとポスター発表を行いました。残念ながら教員は今回都合が付かず参加できませんでしたが、二人ともしっかり発表してくれたようです。

最後に澤さんがWIP最優秀賞を受賞し、表彰されました。非常に誇らしく思います。

BioCAS 2023@Canada Toronto

2023年10月18日~21日にカナダのトロントで開催された国際会IEEE BioCAS 2023とその併設ワークショップのIEEE Standards Workshop on AI for HealthcareにM2小森達貴さんと西川助教が出席し、IEEE BioCAS 2023 にて小森さんが「Improvement of YOLOv7 with Attention Modules for Urinary Sediment Particle Detection」という題でポスター発表を行いました。

小森さんは今回が初めての国際会議でしたが、事前に入念な準備をしたこともあり、参加者からの質問のひとつひとつに対して丁寧に、かつ、冷静に英語で回答していました。

EU PVSEC 2023@Portugal Lisbon

2023年9月18日~22日にポルトガルのリスボンで開催された国際会議 EU PVSEC 2023 に谷口准教授、趙大放特任助教、D1岩渕厚樹さんが出席し、岩渕さんが「Flexible Electricity Demand Forecasting based on MRMR Feature Selection and WT-LSTM」という題で口頭発表を行いました。

岩渕さんは、2023年3月に博士前期課程を修了しており、現在は、社会人として働きながら博士後期課程一年次としても活動しており、二足のわらじで頑張ってくれています。学会発表では発表をはじめ、質疑応答に至るまで堂々としており、非常に頼もしく感じました。

PES GM 2023@US・Florida Orlando

2023年7月16~20日にアメリカのフロリダ州オーランドで開催された国際会議 IEEE Power & Energy Society General Meeting (通称、IEEE PES GM) に、趙大放特任助教が出席し、「Data-driven HVAC Control Using Symbolic Regression: Design and Implementation」という題でポスター発表を行いました。

2023年3月に博士前期課程を修了した小澤祐貴さんが筆頭著者で、趙先生はその共同著者として今回発表しました。

MPSoC 2023@US・Fort Collins

2023年6月25日~30日にアメリカのフォートコリンズで開催された国際会議MPSoC (Multicore and Multiprocessor SoCs) 2023に谷口准教授、西川助教、D3加藤謙志朗さん、M1岡澤一希さんが出席し、谷口准教授が「A Thermal Comfort Aware Online HVAC Management and Its On-site Experiment」という題でMini-Keynoteを行いました。

また、各界の大御所研究者が講演するMPSoCを聴講参加した西川助教、加藤さん、岡澤さんの3名にとってもこの会議は非常に有益な発表ばかりで、非常に良い勉強になりました。今後の研究活動に向けて、益々精進する所存です。

AMLIES 2023@US・Orlando

2023年6月20日~23日にアメリカのオーランドでACM主催の国際会議e-Energy (ACM International Conference on Future Energy Systems)に谷口准教授とD3加藤謙志朗さん、M1の岡澤一希さんが出席し、そこで併設されたワークショップAMLIESで加藤さんと岡澤さんが、「Exploring Models of Electricity Price Forecasting: Case Study on A FCAS Market」と「Exploring of Recursive Model-based Non-Intrusive Thermal Load Monitoring for Building Cooling Load」という題で口頭発表をそれぞれ行いました。

二人の発表は、とても落ち着いて良かったです。加藤さんは慣れた様子で堂々としており、岡澤さんも聴講者から複数の質問を受け、適切に受け答え出来ていたと思います。今回の会議は、彼らにとって非常に良い刺激になったと思います。