DAC 2025@US・San Francisco

2025年6月22日~25日にかけてアメリカ・サンフランシスコで開催された LSI とシステムの設計自動化に関する世界最高峰の国際会議 Design Automation Conference (DAC) 2025 に,当講座から西川助教とD1岡澤さんが出席し,岡澤さんが「A Scalable Two-Step Approach to Optimize Data and Energy Migrations in Mini Data Centers for Carbon-Neutral Computing」というタイトルでポスター発表を行いました.

本研究の成果は,岡澤さんが昨年9月~11月にかけて研究留学で訪れたフランスの国立研究所 Laboratoire d’Informatique, de Robotique et de Microélectronique de Montpellier (LIRMM) の研究者 Prof. Abdoulaye Gamatiéらとの共同研究で得られたものです.2か月間と短期の留学でしたが,渡航を開始してたったひと月で当該成果を挙げ,非常にタイトなスケジュールの中,執筆まで進めてくれました.本研究には,Gamatié先生にも多大なご協力をいただきました.今後のさらなる活躍を期待しています.

また,この2週間で総勢7名の学生が国際会議に出席・発表しており,当講座の存在感が十二分に世界にアピールできたと思います.多くの方々にご支援を賜りながら,引き続き精進して参ります.

NEWCAS 2025@France・Paris

2025年6月22日~25日にかけてフランス・パリで開催された回路とシステムに関する国際会議 23rd IEEE International NEWCAS Conference にて,当講座から谷口准教授とD3劉陸洋さんと2025年3月に博士前期課程を修了した小田直哉さんが参加し,それぞれ「Adversarial Learning-based Reconstruction of Low Sampling Rate Images for Classification」「Improving Accuracy of Urinary Sediment Particles based on Hierarchical Multi-Class Classification」というタイトルでポスター発表を行いました.

劉さんの研究成果は,法政大学の周先生との共同研究で得られたもので,通算2回目の国際会議でした.小田さんは博士前期課程の頃の研究成果を修了前にまとめ上げ,発表に繋げてくれました.非常によく頑張ってくれたと思います.

e-Energy 2025@Netherland・Rotterdam

2025年6月17日~20日にオランダのロッテルダムにて開催されたエネルギー応用に関する世界最高峰の国際会議 The 16th ACM International Conference on Future and Sustainable Energy Systems (ACM e-Energy 2025) に,当講座から谷口准教授,趙特任助教,D3岩渕さん,D1岡澤さん,M2光永さん,M2佐々木蓮さんが出席し,岩渕さん,光永さん,佐々木さんらがそれぞれ「Ramp Rate Control for PV Systems Using Solar Irradiance Forecasting with Wavelet Transform and LSTM」,「Multi-time Scale Energy Management for Efficient Residential Energy Use with Electric Water Heaters」,「A Deep Reinforcement Learning- and Linear Programming-based Hierarchical Aggregation Framework for Demand-side Flexibility」という題でポスター発表しました.

また,会議前にHasselt UniversityのProf. Patrizio Manganielloの研究室を訪問し,交流を深めました.

VTC-Spring 2025@Norway・Oslo

2025年6月17日~20日にノルウェーのオスローにて開催されたモビリティ通信の主要な国際会議 The 2025 IEEE 101st Vehicular Technology Conference (VTC2025-Spring) に,当講座から西川助教とD2の澤風馬さんが出席し,澤さんが「Balancing Efficiency and Comfort for Intersection Coordination in Autonomous Driving」という題で口頭発表をしました.

本発表はベルリン工科大学の Prof. Sangyoung Park らとの共同研究で得られた成果についてまとめたもので,当講座からは通算2回目のVTC参加です.

ISBI 2025@US・Houston

2025年4月14日~17日にアメリカのヒューストンにて開催された医療画像分野における国際会議 The 22nd IEEE International Symposium on Biomedical Imaging (ISBI 2025) に、当講座から西川広記助教、M1の大惠龍一さん、小山翼さんが出席し、学生らそれぞれ「Enhancing Classification of Red Blood Cells and Crystals Through CLIP-based Few-shot Leaning」、「Robust Classification of Urinary Sediment with Limited Data Through Semi-supervised Ensemble Models」という題でポスター発表を行いました。昨年のギリシアに続き、当講座からは2年連続の参加となりました。

彼らはテーマを与えられてからものの一か月足らずで成果を出し、論文にまとめ、さらに国際会議に採択されたという経緯があります。二名とも初めての国際会議で、大惠さんに至っては初の海外だったにも関わらず、研究内容の説明や質疑応答は言うまでもなく、海外の博士学生らとも仲良くなる等、持ち前のコミュニケーション能力で堂々と発表・交流していました。私 (西川) が一緒に居らずとも積極的に海外からの参加者らと交流してくれたことをとても逞しく思います。

また、翌日聴講する予定の発表について論文を事前に読み込み勉強するなどの様子も見られ、極めて素晴らしい姿勢で学会へ臨んでくれたと感心しています。引き続き、研究やそれ以外の興味関心事に全力で邁進してほしいと思います。

ICEIC 2025@大阪 国際交流センター

2025年1月19日~22日に大阪交流センターで開催された International Conference on Electronics, Information, and Communication (ICEIC) 2025に、当講座からM1の加治屋彰太さんが出席し、「Operation Shuffling with Multiple S-boxes against Power Analysis Attacks」という題で口頭発表を行いました。なお、本発表は立命館大学の吉田康太先生との共同研究で得られた成果です。

SISA 2024@大阪電気通信大学・寝屋川キャンパス

2024年12月5日、6日に大阪電気通信大学で開催された 2024 International Workshop on Smart Info-Media Systems in Asia (SISA 2024) に、当講座からD3の神薗善規さんが出席し、「Frequency and Timing Shifting of 3D-localized Advisory Signals for Awareness of Pedestrians」、「In-Vehicle Auditory Signals for Driver Awareness through Danger Perception」という題で二件の口頭発表を行いました。

そのうちの一件の発表「Frequency and Timing Shifting of 3D-localized Advisory Signals for Awareness of Pedestrians」が、SISA2024 Excellent Student Paper Awards を受賞しました。

BuildSys 2024@中国・杭州

2024年11月7~11月8日に中国の杭州で開催された国際会議 ACM International Conference on Systems for Energy-Efficient Buildings, Cities, and Transportation (BuildSys 2024) に、当講座から趙大放特任助教とM2の Harrison Malfait さんと M1 の佐々木蓮さんが出席し、それぞれ「Model Predictive Control based Scheduling for an Electric Heat Pump Water Heating System via Photovoltaics」、「Comfort-Aware HVAC Aggregation for Enhancing Demand-Side Flexibility: Insights from an On-Site Experiment」、「Indoor Temperature Prediction for HVAC Energy Management using Smart Remote Controller」という題で、口頭によるライトニングプレゼンテーションとポスター発表を行いました。趙先生は、アテネ工科大学へ現在留学中のM1の光永周平さんに代わって出席し、光永さんが筆頭著者の論文を代理で発表しました。なお、佐々木さんの研究成果はNature株式会社様からの支援によるものです。

Harrison さんは博士前期過程から本学に入学した留学生で、今回が初めての国際会議でした。光永さん、佐々木さんは今年の6月に出席した e-Energy 2024 に次ぐ二回目の国際会議への論文投稿でした。

APCCAS 2024@台湾・台北

2024年11月7日~9日に台湾の台北にて開催された国際会議 IEEE Asia Pacific Conference on Circuits and Systems & IEEE Asia Pacific Conference on Postgraduate Research in Microelectronics and Electronics (APCCAS&PrimeAsia) に、当講座から西川助教とM2の道添竜平さんが出席し、道添さんが「Japanese Vowel-mora Visualization for Dysarthria Rehabilitation with Variational Autoencoder」というタイトルで口頭発表を行いました。なお、この研究は本学歯学研究科の鵜川先生、松永先生、紀之定様らとの共同研究によるものです。

道添さんは今回が初めての国際会議でしたが、とても熱心に事前準備した甲斐もあり、非常に堂々と発表していました。この発表は、一部デモンストレーション動画も挟んでいたこともあり、西川が今回の会議で聴講した中で最長の質疑応答で、非常に盛り上がっていました。

質疑で盛り上がっている様子

VTC-Fall 2024@US・Washington D.C.

2024年10月7日~10日にアメリカのワシントンD.C.にて開催された国際会議IEEE Vehicular Technology Conference Fall 2024 (通称、VTC-Fall) に、当講座から西川助教とM1の滝井京湖さんが出席し、滝井さんが「Enhancing Driver Awareness of Vulnerable Road Users through In-Vehicle Auditory Signals」というタイトルで口頭発表を行いました。なお、この研究はベルリン工科大学との共同研究によるものです。

滝井さんは今回が初めての国際会議でしたが、非常に堪能な英語で堂々と発表していました。前の発表がかなり押してしまい質疑の時間が殆どありませんでしたが、発表自体は良い経験になったと思います。この機会を糧にさらに精進して欲しいと思います。