学位授与式 2024

2024年3月25日、7名の大学院生 (博士後期1名、博士前期6名) と7名の学部生が修了・卒業しました。D3の加藤謙志朗さんに博士 (学位) が授与されました。修了・卒業にあたり、M2の澤風馬さんが当研究科より「研究科賞」を授与されました。この研究科賞は、本研究科を優秀な成績で終了した博士前期課程の学生に在学中における努力と業績を称えて表彰されるもので、各専攻から1名だけが選出されます。昨年の岩渕さんに引き続き、当講座からは二年連続の授与となり、非常に光栄に思います。なお、澤さんは、2024年の4月より博士後期課程として進学し、引き続き尾上研の一員として活躍する予定です。それだけでなく、昨年に博士学位を取得し卒業した渡大地さんが嵩賞を授与されました。この賞は、故嵩忠雄先⽣の業績を記念し、本学の博士の学位を取得した優秀な若手研究者を表彰するものです。学部生は、7名中5名が引き続き大学院へ進学する予定です。学生がどんどん成長して、巣立って行くところを間近で見届けられたことをとても嬉しく思います。彼らの新たな門出を心より祝福したいと思います。ご卒業おめでとうございます。

ETNET2024@壱岐の島ホール

2024年3月21日~3月23日に長崎県の壱岐島にて情報処理学会と電子情報通信学会の共催で催された,第248回システム・アーキテクチャ・第205回システムとLSIの設計技術・第65回組込みシステム合同研究発表会 (ETNET2024) に当講座から西川助教とM1の道添竜平さん,B4の加治屋彰太さんが出席し,それぞれ「術後舌癌患者に向けた発語発音リハビリテーション補助アプリの提案」「電力解析攻撃に対する複数の S-BOX を用いたオペレーション・シャッフリングに関する研究」というタイトルでポスター・デモ展示と口頭発表を行いました.また、組込みシステム研究会 (EMB) から学会幹事として西川助教が運営に従事しました。学生は二人とも初の学会発表でしたが,堂々と発表してくれて非常に頼もしく感じました.

ところで,壱岐といえば,麦焼酎の発祥地として知られており,お酒だけでなく壱岐牛やウニなども非常に有名だそうです.現地で多くの先生方や学生らとも交流しながら研究の議論を行いました.お付き合いいただいた先生方,誠にありがとうございました.