2024年6月4日-6月7日にかけてシンガポールで開催された、エネルギー応用に関する世界最高峰の国際会議 The 15th ACM International Conference on Future and Sustainable Systems (ACM e-Energy 2024) に当講座から谷口一徹准教授、趙大放特任助教、D2のTheint Theint Thuさん、M1の佐々木蓮さん、光永周平さんが出席しました。また、3名の学生は各々「Optimizing VRF System Operation for Energy Efficiency under Power Constraints: On-Site Experiment」「Thermal Comfort-aware Aggregation via Multi-HVAC Systems for Demand-side Flexibility」「Extending Multi-time Scale Energy Management System to Support Wind Power Generation」という題でポスター発表を行いました。
この会議で、D1のTheint Theint Thuさんが Best Poster Award を受賞しました。この研究は、電力制限下において Variable Refrigerant Flow (VRF) システムを最適に制御する手法を、本学の研究科の空調システムに実際に適用し、実証実験を行った結果について報告したものです。提案手法は1日あたり2.4kWh (従来手法比: -27.5%) の消費エネルギー削減に寄与することを述べています。
Thuさん以外にも、M1の5月で早々に世界トップクラスの査読付き国際会議で発表を行った佐々木さんと光永さんも、堂々と発表していてとても良かったと思います。この手の国際会議は、自身の行っている研究がいかに重要なものであるかを改めて客観視することができる非常に良い機会だと思います。これからも教員・学生共々、次なる研究成果に向けて励みます。