SISA 2024@大阪電気通信大学・寝屋川キャンパス

2024年12月5日、6日に大阪電気通信大学で開催された 2024 International Workshop on Smart Info-Media Systems in Asia (SISA 2024) に、当講座からD3の神薗善規さんが出席し、「Frequency and Timing Shifting of 3D-localized Advisory Signals for Awareness of Pedestrians」、「In-Vehicle Auditory Signals for Driver Awareness through Danger Perception」という題で二件の口頭発表を行いました。

そのうちの一件の発表「Frequency and Timing Shifting of 3D-localized Advisory Signals for Awareness of Pedestrians」が、SISA2024 Excellent Student Paper Awards を受賞しました。

BuildSys 2024@中国・杭州

2024年11月7~11月8日に中国の杭州で開催された国際会議 ACM International Conference on Systems for Energy-Efficient Buildings, Cities, and Transportation (BuildSys 2024) に、当講座から趙大放特任助教とM2の Harrison Malfait さんと M1 の佐々木蓮さんが出席し、それぞれ「Model Predictive Control based Scheduling for an Electric Heat Pump Water Heating System via Photovoltaics」、「Comfort-Aware HVAC Aggregation for Enhancing Demand-Side Flexibility: Insights from an On-Site Experiment」、「Indoor Temperature Prediction for HVAC Energy Management using Smart Remote Controller」という題で、口頭によるライトニングプレゼンテーションとポスター発表を行いました。趙先生は、アテネ工科大学へ現在留学中のM1の光永周平さんに代わって出席し、光永さんが筆頭著者の論文を代理で発表しました。なお、佐々木さんの研究成果はNature株式会社様からの支援によるものです。

Harrison さんは博士前期過程から本学に入学した留学生で、今回が初めての国際会議でした。光永さん、佐々木さんは今年の6月に出席した e-Energy 2024 に次ぐ二回目の国際会議への論文投稿でした。

APCCAS 2024@台湾・台北

2024年11月7日~9日に台湾の台北にて開催された国際会議 IEEE Asia Pacific Conference on Circuits and Systems & IEEE Asia Pacific Conference on Postgraduate Research in Microelectronics and Electronics (APCCAS&PrimeAsia) に、当講座から西川助教とM2の道添竜平さんが出席し、道添さんが「Japanese Vowel-mora Visualization for Dysarthria Rehabilitation with Variational Autoencoder」というタイトルで口頭発表を行いました。なお、この研究は本学歯学研究科の鵜川先生、松永先生、紀之定様らとの共同研究によるものです。

道添さんは今回が初めての国際会議でしたが、とても熱心に事前準備した甲斐もあり、非常に堂々と発表していました。この発表は、一部デモンストレーション動画も挟んでいたこともあり、西川が今回の会議で聴講した中で最長の質疑応答で、非常に盛り上がっていました。

質疑で盛り上がっている様子

VTC-Fall 2024@US・Washington D.C.

2024年10月7日~10日にアメリカのワシントンD.C.にて開催された国際会議IEEE Vehicular Technology Conference Fall 2024 (通称、VTC-Fall) に、当講座から西川助教とM1の滝井京湖さんが出席し、滝井さんが「Enhancing Driver Awareness of Vulnerable Road Users through In-Vehicle Auditory Signals」というタイトルで口頭発表を行いました。なお、この研究はベルリン工科大学との共同研究によるものです。

滝井さんは今回が初めての国際会議でしたが、非常に堪能な英語で堂々と発表していました。前の発表がかなり押してしまい質疑の時間が殆どありませんでしたが、発表自体は良い経験になったと思います。この機会を糧にさらに精進して欲しいと思います。

MIRU 2024@熊本

2024年8月6~9日に熊本で開催された第27回画像の認識・理解シンポジウム(MIRU 2024)にて、当講座からM2 小田 直哉、M2 矢野友理、M1 佐々木 桂太の3名が出張し、「疑似ラベリングを用いた尿中有形成分分類の高精度化」「転移学習と前処理を用いた尿中有形成分の検出」「アンサンブル学習を用いた尿中有形成分の検出高精度化」という内容でそれぞれポスター発表を行いました。

PES GM 2024@US・Seattle

2024年7月21~25日にアメリカのワシントン州シアトルで開催された国際会議 IEEE Power & Energy Society General Meeting (通称、IEEE PES GM) に、当講座から趙大放特任助教と谷口准教授が出席し、「Improving Building Temperature Forecasting: A Data-driven Approach with System Scenario Clustering」という題でポスター発表を行いました。

自動車技術会・2024年春季大会@パシフィコ横浜

少し投稿が遅くなりましたが、2024年5月22日~5月24日にかけて神奈川県のパシフィコ横浜で開催された、公益社団法人 自動車技術会の2024年春季大会に当講座のD1澤風馬さんとM1滝井湖子さんが出席しました。また、滝井さんが「先進運転支援システムにおける自動車内サイン音の評価環境に関する研究」という題で、ADASにおける自動車内サイン音を用いたドライバへの情報提示に関する研究についてポスター発表を行いました。

教員は残念ながら誰も参加出来ませんでしたが、自動車関係のメーカーの方々と活発な議論が出来たようで、非常に良かったと思います。今後、皆さまからのご意見・ご指摘をもとに、現在の研究をより一層発展させていければと思います。

ACM e-Energy 2024@Singapore

2024年6月4日-6月7日にかけてシンガポールで開催された、エネルギー応用に関する世界最高峰の国際会議 The 15th ACM International Conference on Future and Sustainable Systems (ACM e-Energy 2024) に当講座から谷口一徹准教授、趙大放特任助教、D2のTheint Theint Thuさん、M1の佐々木蓮さん、光永周平さんが出席しました。また、3名の学生は各々「Optimizing VRF System Operation for Energy Efficiency under Power Constraints: On-Site Experiment」「Thermal Comfort-aware Aggregation via Multi-HVAC Systems for Demand-side Flexibility」「Extending Multi-time Scale Energy Management System to Support Wind Power Generation」という題でポスター発表を行いました。

この会議で、D1のTheint Theint Thuさんが Best Poster Award を受賞しました。この研究は、電力制限下において Variable Refrigerant Flow (VRF) システムを最適に制御する手法を、本学の研究科の空調システムに実際に適用し、実証実験を行った結果について報告したものです。提案手法は1日あたり2.4kWh (従来手法比: -27.5%) の消費エネルギー削減に寄与することを述べています。

Thuさん以外にも、M1の5月で早々に世界トップクラスの査読付き国際会議で発表を行った佐々木さんと光永さんも、堂々と発表していてとても良かったと思います。この手の国際会議は、自身の行っている研究がいかに重要なものであるかを改めて客観視することができる非常に良い機会だと思います。これからも教員・学生共々、次なる研究成果に向けて励みます。

IEEE ISBI 2024@Greece Athens

2024年5月27日~5月30日にギリシアのアテネで開催された、医療画像分野における国際会議 The 21st IEEE International Symposium on Biomedical Imaging (ISBI 2024) に当講座から西川広記助教、M2の小田直哉さん、矢野友理さん、M1の佐々木桂太さんが出席し、それぞれ「PSEUDO-LABELING DATA AUGMENTATION FOR URINARY SEDIMENTS CLASSIFICATION」「YOLOV7-BASED TRANSFER LEARNING IN URINARY SEDIMENT DETECTION」「AN ENSEMBLE APPROACH TO URINARY SEDIMENT DETECTION BASED ON YOLOV7」という題でポスター発表を行いました。

3名とも国際会議は初めての経験でしたが、研究内容の説明や質疑応答を堂々とこなしており、非常に良く発表されていました。

コロナ禍の影響もあり、学部生の頃にはなかなか海外に出る機会が得られなかった世代の学生にとって、こうした国際会議のための海外出張は新鮮だったようです。思いがけずに佳子様と遭遇したり、海外の人と研究議論をしたりと色々なことがありましたが、今後の学生生活やその後の人生においても今回の経験が彼らにとって実りあるものであることを願うばかりです。日本からの参加者とも交流させていただき、非常に有意義な会議でした。

ETNET2024@壱岐の島ホール

2024年3月21日~3月23日に長崎県の壱岐島にて情報処理学会と電子情報通信学会の共催で催された,第248回システム・アーキテクチャ・第205回システムとLSIの設計技術・第65回組込みシステム合同研究発表会 (ETNET2024) に当講座から西川助教とM1の道添竜平さん,B4の加治屋彰太さんが出席し,それぞれ「術後舌癌患者に向けた発語発音リハビリテーション補助アプリの提案」「電力解析攻撃に対する複数の S-BOX を用いたオペレーション・シャッフリングに関する研究」というタイトルでポスター・デモ展示と口頭発表を行いました.また、組込みシステム研究会 (EMB) から学会幹事として西川助教が運営に従事しました。学生は二人とも初の学会発表でしたが,堂々と発表してくれて非常に頼もしく感じました.

ところで,壱岐といえば,麦焼酎の発祥地として知られており,お酒だけでなく壱岐牛やウニなども非常に有名だそうです.現地で多くの先生方や学生らとも交流しながら研究の議論を行いました.お付き合いいただいた先生方,誠にありがとうございました.