BuildSys 2025@Denver・US

2025年11月20日~21日にアメリカ・デンバーで開催されたエネルギー応用の分野における世界最高峰の国際会議 12th ACM International Conference on Systems for Energy-Efficient Buildings, Cities, and Transportation (BuildSys 2025) に,谷口准教授,趙特任助教,D3 岩渕厚樹さん,B4の浦勇介さん,里見青凌さん,吉田咲さんらが出席し,趙先生と岩渕さんらがそれぞれ「HVAC Aggregation for Multi-priority Demand Flexibility: Lessons Learn on On-site Experiments」,「Integrated Forecasting and Cooling-Based Ramp Rate Control for Energy Systems」という題目で口頭発表を行いました.

BuildSysは例年参加してきた国際会議でしたが,来年度からは ACM e-Energy に併合されます.B4学生には,さらなる研究成果の創出に向け,世界最高峰の研究を学びに参加してもらいました.彼/彼女らにとって有意義な学会出張となってくれることを期待しています.

ITSC 2025@Gold Coast・Australia

2025年11月18日~21日にかけてオーストラリア・ゴールドコーストで高度交通システムに関するフラグシップ国際会議 The IEEE International Conference on Intelligent Transportation Systems (ITSC) 2025 に,D2 澤風馬さん,M1湯森虎親さん,B4内田賢人さん,B4遠藤匠さんらが出席し,湯森さんが「How Far Should We Coordinate?: Exploring Spatial Coordination Strategies for Scalable Autonomous Intersection Management」という題目で口頭発表を行いました.

湯森さんは,緊張しながらも堂々と発表してくれました.発表以外の場でも,積極的と参加者と議論するなど,交流にも努めてくれました.今回の経験を機にさらに研究を発展させてくれることを期待しています.

ESWEEK 2025@Taiwan・Taipei

2025年9月28日~10月3日にかけて台湾・台北で開催された組込みシステム設計に関する世界最高峰の国際会議 Embedded Systems Week (ESWEEK) 2025 に,当講座から西川助教とM1西尾達也さんが出席し,西尾さんが「Enabling Skew-aware Federated Learning on Embedded Systems via Non-IID Data Distribution Type Estimation」というタイトルで短い口頭発表とポスター発表を行いました.

西尾さんは今回が初めての国際会議でしたが,緊張しながらも堂々と説明してくれました.海外のPh.D学生らとも積極的に交流してくれたようで,良い経験になったのではと思います.

TJCAS 2025@Taiwan・Kaohsiung

2025年8月27日~29日にかけて高雄市で開催された Taiwan and Japan Conference on Circuits and Systems (TJCAS 2025) に,谷口准教授,趙特任助教,そして M2 の Zhiyuan Lu さんが出席し,谷口先生は「Beyond Semiconductors: Applying Circuit and Systems Thinking to Cyber-Physical System Design」というタイトルで基調講演を行い,また,Luさんが「Clustering Based Large-scale HVAC Aggregation Method」というタイトルで口頭・ポスター発表を行いました.

Lu さんは,2023年度に博士前期課程で入学した学生で,今回が初めての国際会議でした.

DAシンポジウム 2025@加賀

2025年8月27日~29日に石川県・加賀で開催された設計自動化に関する研究会 DAシンポジウム 2025 にて,当講座から西川助教,D1 岡澤和希さん,M1 西尾達也さん,そしてSEEDSプログラムで私 (西川) の担当するテーマを受講してくれた水都国際高等学校の3年生 岩佐大智さんが,それぞれ「脱炭素化に向けた分散ミニDCのためのデータ・エネルギーマイグレーションの近似解法」,「機械学習に基づく連合学習における非IIDデータの分類」,そして「災害支援ドローンの荷物配送のための Mixed Criticality に基づく経路計画」という題で口頭発表およびポスター発表を行いました.

三人とも初めてのDAシンポジウムでしたが,良く発表してくれました.西尾さんは初めての学会発表ということもあり様々なハプニングに見舞われましたが,無事に乗り切ってくれました.また,岩佐さんは前週のRTCSAに続き二週連続での発表となりましたが,安定した発表で非常に感心しました.

また他にも,私 (西川) が共著で参加した論文「低電圧回路への電磁波解析攻撃に対する耐タンパ性の解析モデル」の発表も行われました.これは,同専攻の三浦先生,塩見先生,御堂先生らとの共同研究による成果です.このテーマに限らず,今後も密に連携出来ればと思います.

RTCSA 2025@Singapore

2025年8月20日~22日にかけてシンガポールで開催されたリアルタイムシステムに関する国際会議The 31st IEEE International Conference on Embedded and Real-Time Computing Systems and Applications にて,当講座から西川助教と水都国際高等学校の3年生岩佐大智さんが「Criticality-aware Drone Routing for Post-Disaster Delivery under Deadline and Energy Constraints」というタイトルでポスター発表を行いました.

岩佐さんは本学が取り組む SEEDS プログラムで西川の担当コースを希望してくれた生徒で,非常に熱心に研究活動に取り組んでくれました.本格的に研究を始めた4月から,たったの2か月で成果を上げ,査読付き国際会議に採択されました.

発表は,高校生とは思えないくらい堂々としていました.チュートリアルで Hands-on でエッジデバイスにおけるGPU-CPUの並列処理にも真面目に取り組んでくれました.彼のような人物が次の世代で育っていると思うと,非常に頼もしく思います.

MIRU 2025@京都

2025年7月29日~8月1日に京都で開催された第28回画像の認識・理解シンポジウム(MIRU 2025)にて、当講座からM2 佐々木 桂太、M1 大惠 龍一、M1 小山 翼の3名が出張し、「GATに基づく尿沈渣検査における尿中有形成分の説明可能な分類に向けた検討」「CLIP を用いた尿中有形成分における赤血球と結晶の分類」「半教師あり学習とアンサンブル学習を用いた尿中有形成分の分類」という内容でそれぞれポスター発表を行いました。

DAC 2025@US・San Francisco

2025年6月22日~25日にかけてアメリカ・サンフランシスコで開催された LSI とシステムの設計自動化に関する世界最高峰の国際会議 Design Automation Conference (DAC) 2025 に,当講座から西川助教とD1岡澤さんが出席し,岡澤さんが「A Scalable Two-Step Approach to Optimize Data and Energy Migrations in Mini Data Centers for Carbon-Neutral Computing」というタイトルでポスター発表を行いました.

本研究の成果は,岡澤さんが昨年9月~11月にかけて研究留学で訪れたフランスの国立研究所 Laboratoire d’Informatique, de Robotique et de Microélectronique de Montpellier (LIRMM) の研究者 Prof. Abdoulaye Gamatiéらとの共同研究で得られたものです.2か月間と短期の留学でしたが,渡航を開始してたったひと月で当該成果を挙げ,非常にタイトなスケジュールの中,執筆まで進めてくれました.本研究には,Gamatié先生にも多大なご協力をいただきました.今後のさらなる活躍を期待しています.

また,この2週間で総勢7名の学生が国際会議に出席・発表しており,当講座の存在感が十二分に世界にアピールできたと思います.多くの方々にご支援を賜りながら,引き続き精進して参ります.

NEWCAS 2025@France・Paris

2025年6月22日~25日にかけてフランス・パリで開催された回路とシステムに関する国際会議 23rd IEEE International NEWCAS Conference にて,当講座から谷口准教授とD3劉陸洋さんと2025年3月に博士前期課程を修了した小田直哉さんが参加し,それぞれ「Adversarial Learning-based Reconstruction of Low Sampling Rate Images for Classification」「Improving Accuracy of Urinary Sediment Particles based on Hierarchical Multi-Class Classification」というタイトルでポスター発表を行いました.

劉さんの研究成果は,法政大学の周先生との共同研究で得られたもので,通算2回目の国際会議でした.小田さんは博士前期課程の頃の研究成果を修了前にまとめ上げ,発表に繋げてくれました.非常によく頑張ってくれたと思います.

e-Energy 2025@Netherland・Rotterdam

2025年6月17日~20日にオランダのロッテルダムにて開催されたエネルギー応用に関する世界最高峰の国際会議 The 16th ACM International Conference on Future and Sustainable Energy Systems (ACM e-Energy 2025) に,当講座から谷口准教授,趙特任助教,D3岩渕さん,D1岡澤さん,M2光永さん,M2佐々木蓮さんが出席し,岩渕さん,光永さん,佐々木さんらがそれぞれ「Ramp Rate Control for PV Systems Using Solar Irradiance Forecasting with Wavelet Transform and LSTM」,「Multi-time Scale Energy Management for Efficient Residential Energy Use with Electric Water Heaters」,「A Deep Reinforcement Learning- and Linear Programming-based Hierarchical Aggregation Framework for Demand-side Flexibility」という題でポスター発表しました.

また,会議前にHasselt UniversityのProf. Patrizio Manganielloの研究室を訪問し,交流を深めました.