ISBI 2025@Houston・US

2025年4月14日~17日にアメリカのヒューストンにて開催された医療画像分野における国際会議 The 22nd IEEE International Symposium on Biomedical Imaging (ISBI 2025) に、当講座から西川広記助教、M1の大惠龍一さん、小山翼さんが出席し、学生らそれぞれ「Enhancing Classification of Red Blood Cells and Crystals Through CLIP-based Few-shot Leaning」、「Robust Classification of Urinary Sediment with Limited Data Through Semi-supervised Ensemble Models」という題でポスター発表を行いました。昨年のギリシアに続き、当講座からは2年連続の参加となりました。

彼らはテーマを与えられてからものの一か月足らずで成果を出し、論文にまとめ、さらに国際会議に採択されたという経緯があります。二名とも初めての国際会議で、大惠さんに至っては初の海外だったにも関わらず、研究内容の説明や質疑応答は言うまでもなく、海外の博士学生らとも仲良くなる等、持ち前のコミュニケーション能力で堂々と発表・交流していました。私 (西川) が一緒に居らずとも積極的に海外からの参加者らと交流してくれたことをとても逞しく思います。

また、翌日聴講する予定の発表について論文を事前に読み込み勉強するなどの様子も見られ、極めて素晴らしい姿勢で学会へ臨んでくれたと感心しています。引き続き、研究やそれ以外の興味関心事に全力で邁進してほしいと思います。

学位授与式 2025

2025年3月25日、5名の大学院生 (博士後期1名、博士前期5名) と5名の学部生が修了・卒業しました。D3の神園善規さんに博士 (学位) が授与されました。M2の岡澤一希さんは、引き続き博士後期課程への進学を予定しております。卒業する学部生のうち、4名が引き続き博士前期課程へ進学し、研究活動に取り組んでくれます。

今年度卒業する大学院生は、全員が国際会議や国内学会での発表を経験でき、今年も優秀な学生が巣立ってくれたと喜ばしく思います。彼ら/彼女らの門出が素晴らしいものになることを祈念しております。ご卒業、おめでとうございます。

ICEIC 2025@大阪 国際交流センター

2025年1月19日~22日に大阪交流センターで開催された International Conference on Electronics, Information, and Communication (ICEIC) 2025に、当講座からM1の加治屋彰太さんが出席し、「Operation Shuffling with Multiple S-boxes against Power Analysis Attacks」という題で口頭発表を行いました。なお、本発表は立命館大学の吉田康太先生との共同研究で得られた成果です。

SISA 2024@大阪電気通信大学・寝屋川キャンパス

2024年12月5日、6日に大阪電気通信大学で開催された 2024 International Workshop on Smart Info-Media Systems in Asia (SISA 2024) に、当講座からD3の神薗善規さんが出席し、「Frequency and Timing Shifting of 3D-localized Advisory Signals for Awareness of Pedestrians」、「In-Vehicle Auditory Signals for Driver Awareness through Danger Perception」という題で二件の口頭発表を行いました。

そのうちの一件の発表「Frequency and Timing Shifting of 3D-localized Advisory Signals for Awareness of Pedestrians」が、SISA2024 Excellent Student Paper Awards を受賞しました。

BuildSys 2024@中国・杭州

2024年11月7~11月8日に中国の杭州で開催された国際会議 ACM International Conference on Systems for Energy-Efficient Buildings, Cities, and Transportation (BuildSys 2024) に、当講座から趙大放特任助教とM2の Harrison Malfait さんと M1 の佐々木蓮さんが出席し、それぞれ「Model Predictive Control based Scheduling for an Electric Heat Pump Water Heating System via Photovoltaics」、「Comfort-Aware HVAC Aggregation for Enhancing Demand-Side Flexibility: Insights from an On-Site Experiment」、「Indoor Temperature Prediction for HVAC Energy Management using Smart Remote Controller」という題で、口頭によるライトニングプレゼンテーションとポスター発表を行いました。趙先生は、アテネ工科大学へ現在留学中のM1の光永周平さんに代わって出席し、光永さんが筆頭著者の論文を代理で発表しました。なお、佐々木さんの研究成果はNature株式会社様からの支援によるものです。

Harrison さんは博士前期過程から本学に入学した留学生で、今回が初めての国際会議でした。光永さん、佐々木さんは今年の6月に出席した e-Energy 2024 に次ぐ二回目の国際会議への論文投稿でした。

APCCAS 2024@台湾・台北

2024年11月7日~9日に台湾の台北にて開催された国際会議 IEEE Asia Pacific Conference on Circuits and Systems & IEEE Asia Pacific Conference on Postgraduate Research in Microelectronics and Electronics (APCCAS&PrimeAsia) に、当講座から西川助教とM2の道添竜平さんが出席し、道添さんが「Japanese Vowel-mora Visualization for Dysarthria Rehabilitation with Variational Autoencoder」というタイトルで口頭発表を行いました。なお、この研究は本学歯学研究科の鵜川先生、松永先生、紀之定様らとの共同研究によるものです。

道添さんは今回が初めての国際会議でしたが、とても熱心に事前準備した甲斐もあり、非常に堂々と発表していました。この発表は、一部デモンストレーション動画も挟んでいたこともあり、西川が今回の会議で聴講した中で最長の質疑応答で、非常に盛り上がっていました。

質疑で盛り上がっている様子

VTC-Fall 2024@US・Washington D.C.

2024年10月7日~10日にアメリカのワシントンD.C.にて開催された国際会議IEEE Vehicular Technology Conference Fall 2024 (通称、VTC-Fall) に、当講座から西川助教とM1の滝井京湖さんが出席し、滝井さんが「Enhancing Driver Awareness of Vulnerable Road Users through In-Vehicle Auditory Signals」というタイトルで口頭発表を行いました。なお、この研究はベルリン工科大学との共同研究によるものです。

滝井さんは今回が初めての国際会議でしたが、非常に堪能な英語で堂々と発表していました。前の発表がかなり押してしまい質疑の時間が殆どありませんでしたが、発表自体は良い経験になったと思います。この機会を糧にさらに精進して欲しいと思います。

MIRU 2024@熊本

2024年8月6~9日に熊本で開催された第27回画像の認識・理解シンポジウム(MIRU 2024)にて、当講座からM2 小田 直哉、M2 矢野友理、M1 佐々木 桂太の3名が出張し、「疑似ラベリングを用いた尿中有形成分分類の高精度化」「転移学習と前処理を用いた尿中有形成分の検出」「アンサンブル学習を用いた尿中有形成分の検出高精度化」という内容でそれぞれポスター発表を行いました。

PES GM 2024@US・Seattle

2024年7月21~25日にアメリカのワシントン州シアトルで開催された国際会議 IEEE Power & Energy Society General Meeting (通称、IEEE PES GM) に、当講座から趙大放特任助教と谷口准教授が出席し、「Improving Building Temperature Forecasting: A Data-driven Approach with System Scenario Clustering」という題でポスター発表を行いました。

自動車技術会・2024年春季大会@パシフィコ横浜

少し投稿が遅くなりましたが、2024年5月22日~5月24日にかけて神奈川県のパシフィコ横浜で開催された、公益社団法人 自動車技術会の2024年春季大会に当講座のD1澤風馬さんとM1滝井湖子さんが出席しました。また、滝井さんが「先進運転支援システムにおける自動車内サイン音の評価環境に関する研究」という題で、ADASにおける自動車内サイン音を用いたドライバへの情報提示に関する研究についてポスター発表を行いました。

教員は残念ながら誰も参加出来ませんでしたが、自動車関係のメーカーの方々と活発な議論が出来たようで、非常に良かったと思います。今後、皆さまからのご意見・ご指摘をもとに、現在の研究をより一層発展させていければと思います。