TJCAS 2025@Taipei

2025年8月27日~29日にかけて台北で開催された Taiwan and Japan Conference on Circuits and Systems (TJCAS 2025) に,谷口准教授,趙特任助教,そして M2 の Zhiyuan Lu さんが出席し,谷口先生は「Beyond Semiconductors: Applying Circuit and Systems Thinking to Cyber-Physical System Design」というタイトルで基調講演を行い,また,Luさんが「Clustering Based Large-scale HVAC Aggregation Method」というタイトルで口頭・ポスター発表を行いました.

Lu さんは,2023年度に博士前期課程で入学した学生で,今回が初めての国際会議でした.

DAシンポジウム 2025@加賀

2025年8月27日~29日に石川県・加賀で開催された設計自動化に関する研究会 DAシンポジウム 2025 にて,当講座から西川助教,D1 岡澤和希さん,M1 西尾達也さん,そしてSEEDSプログラムで私 (西川) の担当するテーマを受講してくれた水都国際高等学校の3年生 岩佐大智さんが,それぞれ「脱炭素化に向けた分散ミニDCのためのデータ・エネルギーマイグレーションの近似解法」,「機械学習に基づく連合学習における非IIDデータの分類」,そして「災害支援ドローンの荷物配送のための Mixed Criticality に基づく経路計画」という題で口頭発表およびポスター発表を行いました.

三人とも初めてのDAシンポジウムでしたが,良く発表してくれました.西尾さんは初めての学会発表ということもあり様々なハプニングに見舞われましたが,無事に乗り切ってくれました.また,岩佐さんは前週のRTCSAに続き二週連続での発表となりましたが,安定した発表で非常に感心しました.

また他にも,私 (西川) が共著で参加した論文「低電圧回路への電磁波解析攻撃に対する耐タンパ性の解析モデル」の発表も行われました.これは,同専攻の三浦先生,塩見先生,御堂先生らとの共同研究による成果です.このテーマに限らず,今後も密に連携出来ればと思います.

RTCSA@Singapore

2025年8月20日~22日にかけてシンガポールで開催されたリアルタイムシステムに関する国際会議The 31st IEEE International Conference on Embedded and Real-Time Computing Systems and Applications にて,当講座から西川助教と水都国際高等学校の3年生岩佐大智さんが「Criticality-aware Drone Routing for Post-Disaster Delivery under Deadline and Energy Constraints」というタイトルでポスター発表を行いました.

岩佐さんは本学が取り組む SEEDS プログラムで西川の担当コースを希望してくれた生徒で,非常に熱心に研究活動に取り組んでくれました.本格的に研究を始めた4月から,たったの2か月で成果を上げ,査読付き国際会議に採択されました.

発表は,高校生とは思えないくらい堂々としていました.チュートリアルで Hands-on でエッジデバイスにおけるGPU-CPUの並列処理にも真面目に取り組んでくれました.彼のような人物が次の世代で育っていると思うと,非常に頼もしく思います.

MIRU 2025@京都

2025年7月29日~8月1日に京都で開催された第28回画像の認識・理解シンポジウム(MIRU 2025)にて、当講座からM2 佐々木 桂太、M1 大惠 龍一、M1 小山 翼の3名が出張し、「GATに基づく尿沈渣検査における尿中有形成分の説明可能な分類に向けた検討」「CLIP を用いた尿中有形成分における赤血球と結晶の分類」「半教師あり学習とアンサンブル学習を用いた尿中有形成分の分類」という内容でそれぞれポスター発表を行いました。