21世紀COEの一環として製作された本ボードでは、複眼撮像システムTOMBO (Thin observation module by bound optics) で撮像した多視点画像を用いて、物体注視をリアルタイムで行う。 3×3の多視点画像から視差を利用して得られる3次元情報と色情報を用いて、ノイズを利用することで環境変化に対してロバスト性を持つアトラクター選択を行うことで、物体注視を実現する。
本アダプタは制御系ホームネットワーク向けの通信アダプタである。 物理・MAC層として低電力無線 PAN (Personal Area Network) の標準である IEEE 802.15.4 を利用している。
また、上位層は本研究室で開発したホームネットワーク向けの独自プロトコルを利用している。 本プロトコルはツリールーティング、ACK (Acknowledge) パケットなどのネットワーク層・トランスポート層プロトコルの基本機能に加え、
などの特長があり、ホームネットワークでの利用において ZigBee よりも効率的な通信が可能である。
LAA (Legacy Appliance Adapter) は、 既設の家電をネットワーク化し、ホームネットワークへの組み込みを可能とするアダプタである。 内部に AC リレーを保有し、ネットワーク経由で AC リレーを制御することで LAA に接続された家電の On/Off を制御できる。 また、電流モニタにより消費電力のモニタリングも可能である。
デジタル回路のみで構成された電源ノイズ波形測定回路を載せた試作チップです。 電源ノイズ波形は通常アナログ回路で測定しますが、 このチップに載せた回路は新たに考案したデジタル回路で、設計がはるかに簡単です。 測定回路の動作確認と合わせて、デカップリング容量の効果等を測定結果から検証します。 成果はCICC 2007で発表しました。 また、提案測定回路はASP-DAC 2008 の University LSI Design Contest で Special Feature Award を受賞しました。
新たなダイナミック電源ノイズ波形測定回路の動作検証用チップ。不具合があり目的を達せられず。
無歪み伝送線路の特性を評価するためのテストチップ。UCSDのCK Cheng先生、京都大学土谷亮先生との共同研究です。
電源ノイズを発生させ、回路の遅延がどれだけ変動するかを測定するためのチップです。 測定結果を用いて電源ノイズをシミュレーションするためのモデルの検証等を行いました。 電源ノイズを発生させる回路は30万ゲートの規模で、 当研究室で作ったチップでは最大規模です。 成果はCICC 2006で発表しました。
バス配線で発生する誘導性クロストークノイズによる配線遅延の変動を測定しました。 前回のチップの改良版です。測定結果はCICC 2006で発表しました。
バス配線で発生する誘導性クロストークノイズによる配線遅延の変動を測定しました。 測定結果はCICC 2005で発表しました。